ついったで反応頂いたので~の第二段になります^^
■霞紅のレガルタでの生活について
霞紅(白黒学園企画参加/★.チ.ル.タ.リ.ス.♂)についてちょこっと語りますね!
レガルタでの生活ですが、小さい頃は故郷で同じ集落の人たちと一緒に色んな所を渡り歩きながら暮らしていました。
集落では殆どの人が戦いの技術に長けていて、子供にも武器を持たせ、一番才能があるとみた武器を選んで使わせる風習がありました。
霞紅の家は集落の中でも優秀な武人を出してきた家で、今までに霞紅も含め6人の子供を修行に出してきました。
父親は剣使い、母は薙刀使いの大層仲の良い夫婦だったのですが、
母は霞紅を産んですぐに病気で亡くなり、子供の世話は全て厳格な父親が見る事になりました。
父親は不器用な性格で、霞紅に対して武術を教えることでしか交流をはかれない人でした。
遊びを教えることもなく、勉学をさせることもなく、ただ武術を通してしか親子の絆を見れなかったのです。
霞紅の兄弟達は霞紅が物心付く前に修行に出てしまったため、霞紅にとって家族と言う感覚はあまりなかったようです。
父に対しては師としての顔しか見えていなかったのかもしれません。
奇しくも霞紅が得意とする武器は母親と同じ薙刀で、父としては複雑な心境ながらも指南をしていたようです。
そして霞紅が10歳になった時に、父親は霞紅をしきたり通りに修行に出すことにしました。
「10歳からは外で修行をし、自身の強さを見つけたら故郷に帰って来る」というしきたりが集落にはあったのです。
父は霞紅に「自分が強くなる理由を見つけろ」という言葉と、母が使っていた薙刀を託して修行に送り出しました。
この言葉は幼い霞紅には難しく分からないながらも、とにかく霞紅は強くならなくては、という気持ちの下で修行をする事になりました。
切り立った崖の洞穴に住み、薙刀を振り、時には狩りをし、水を求めて彷徨い、子供としては過酷な何年かを経て、
霞紅はずっとずっとがむしゃらに強くなることを考えて生活をしていました。
ただ、大きくなってからはたまに父の言葉を思い出しては、自分が何の為に強くなるべきなのかずっと考え続けていたようです。
【ほそく】
霞紅の集落の人々は竜にもつかず人にもつかない中立の存在で、元々は半竜半人のハーフを祖先にもつ人々だったりします。
また、集落自体は移動しやすいテント形式の家で出来ていて、一月に一回決まったルートに従って移動するようになっています。
文化は和風寄りで、服装や武器などにその様子が見られます。
ちなみに、子供を修行に送り出すのには外の世界を見させるという意味があったのですが、
霞紅は真面目過ぎる為にずっと人気のない山岳地帯で修行をしていました。
他の兄弟は町に下りたりと結構色々な場所を回っていたようです。
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