■フィアシュ・ワイルデローゼ(ペ/ン/ド/ラ/ー/♀)
「私は針の魔女の見張り番。魔女達の生と死を見守る魔女です」
「これが私達の営み。私達の理。こうして、私達は生き残って来たのですから」
針の魔女の一族で「見張り番」の役割を持つ魔女。
見張り番は外界に出た針の魔女を監視し、掟を守っているかどうかを見守る者の事を言う。
普段は各地の針の魔女の元を周り、定期的に針の魔女の本家、族長の元に戻り報告をしている。
本来の針の魔女達と違い異質な存在ではあるが、ひと通りの針の魔女としての修行は終えており、監視行動時間以外は他の針の魔女の例に漏れず繕い物をしている事が多い。
彼女自身の性格は良く言えば冷静、悪く言えば平坦。感情の起伏があまり見られず、また、それを顔に出す事も無い。ただ、外界に長く触れているせいか他の針の魔女に比べるとごく僅かながら人間らしい部分は持っているようで、冷静さも相まって天然とも取れる発言や行動をする場合もある。(本来であればそういった感情は針の魔女の仕事に影響すると切り捨てられるが、フィアシュは役割が違う為多少の事は見逃されている)
しかし基本は冷淡な針の魔女の一族であり、掟の順守と族長への忠誠は絶対のものとして彼女の中で位置付けられている。
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